1月の半ばに妊婦ヨガのクラスで一緒だったメンバーで新年会。
こちらではパーティといえば旦那さんも一緒が普通。といっても7人の元受講者の中でたった一組しか結婚していない。
ところで、その新年会で大きくなったかわいい赤ちゃん達を見るのは幸せな時間であった。
パパママ達もみんな、幸せいっぱいなオーラが漂っていて、同じ頃にハイハイを始めたり離乳食を始めたりした子供達の成長を共有する。
私がまだ夜や朝に一日一回か二回母乳をあげていたのだが、「えー、まだあげてるのお!」との全員の視線を受けた。
すでに誰もあげていなかった。
いわく、3ヶ月までは「フルタイム」、6ヶ月まで粉ミルクと併用で、その後はもう粉ミルクのみ。離乳食も始めたから、という。日本ではよく、3歳になってもあげている人も多いらしいし、1、2年は普通らしい、と思っていた。
ヨガメンバーのオランダ人ママは全員仕事持ちで、
「母乳やめたら、自分にエネルギーが戻って来たわ」
「うん、やっと調子が戻ってきて、仕事もできる」
と生き生きと言う。
1年ぐらいすればいいかな、と気楽に考えていたが、子供はご飯にも興味を示しているので、まあそろそろやめても、粉ミルクもあげていれば栄養の面では、母乳の一番大事な時期は終わっているのだと思う。
さらに、先日保育所で小さなおしかりを受けた。
うちの子供が一番、寝るときに泣く。と。
「いつも寝るまで抱っこしたり、あやしたりしてませんか?」と。
オランダ式では、赤ちゃんのうちから子供部屋(家にスペースのある人は作るのが普通)に一人で寝かせ、就寝時間は夜7時から8時頃が多い。うちは10時過ぎのときも。。。
だって、仕事から帰って、食事与えて、少し遊んで、お風呂に入れて、着替えして、、、とすぐに寝ないからもう一度ミルクで、おやすみ、、というパターンだったのだが、
「子供が疲れて泣くー寝る、というのはだめです。泣き始めたらもう遅いのです。」
オランダ人は、泣く前に、こちらが寝る時間になったら、パジャマに着替えさせ、ベッドに寝かせ、本を読み聞かせ、電気を消してドアを閉める。
泣こうが、放っておき、一人で寝付くようにする。
そうして、昼寝も決まった時間にさせるべきらしい。
だから、家でも保育所のスケジュールにあわせて昼寝の時間の習慣をつけて欲しい、とのこと。
そうか、、、うちは疲れるまで遊ばせ、疲れてきたらベッドに入れると寝たり、泣いたら寝たりと、適当。昼寝する日もあり、しない日もあり。そりゃあ、昼寝しないときもある子が、いきなり昼ご飯の後暗い部屋に入れられて、他の赤ちゃんも一緒で、ドアを閉められたら、怒るだろう。。。泣くだろうと想像がつく。
子供が7時(!)に寝付くなんて、どうやって6時から保育所から連れて帰り、ご飯と寝る準備を終わらせるのだろう!
でもそうすると、「大人の時間」がちゃんと確保される。それもオランダ人にとっては、非常に重要なようだ。
ねむそうでない子供を無理矢理、部屋に入れてドアを閉めるのは、大人の勝手とも言わないのかしら?
とにかく、オランダ式をもう一度試すことにした。
8時半か9時就寝をまずは目標に。
今年最初の演奏会。
とっても寒い日が続いていて、さらに日本から戻って5日目ということだったので、子供の時差ぼけやリズムが崩れることも心配であった。それに3週間べったりとおばあちゃんや親戚にかわいがられ、甘やかされてきた子供が保育所に戻ったときに、泣いたりしないのかなあ、という心配。
ところが、なんと良い子。保育所にいけば行ったで、ちゃんとそこで遊んでいたらしい。
一日目くらいはときどき泣いたらしく、3日間は時差ぼけもあってほとんどお昼寝をしなかったそうだ。
ただ起床が5時頃だったりしたので、子供と早朝に遊ぶはめに。
でもその3日間をフルに利用してさあ練習!
と朝からピアノの部屋へ直行。12月からちょっと調子が不安定だったモデレーターペダルが、まだヘンで、これではまずい、と楽器のアクションを取り出したりしていたとき、、、、
「ポキ」
という音が。
「あ、やばい。。。」
ハンマーが一つ折れた。とっても初歩的なミスでアクションを取り出すときの注意が足りなかった。。。
修理、修理、、、。ハンマーの修理は意外と簡単で、動物の骨から作られた木工用ののりでつなげるだけ。
幸い切れ口もぴったり合ったので、ひもでしばらく固定しておいたら数時間後には復活した。ほーっ。
さらに、モデレーターの問題もフェルトが動き始める部分のネジを右や左に廻すうちになんとか直ったようだ。
‘ Clementissimo!’ - オールクレメンティというプログラムであったが、反響はとてもよかった。
「ベートーヴェンやハイドン、モーツァルトの誰にも似ていないんですね」
「彼は、モーツァルトみたいなピュア、ミュージシャンとは違うねえ」
「ベートーヴェンみたいな転調や、低音の感じがしました」
どれもこれも、私もそう思う。モーツァルトに比べて「音楽的じゃない」と言ってしまえばそれまでだが、
クレメンティにしかないオリジナリティの面白さは、私も感じるところが多く、ここで言葉で語るのではなく、音で皆さんに徐々にお届けしてゆきたいと思う。
賞をいただいたときも「クレメンティアワード」だったし、今回の急なコンサートでもクレメンティ。
クレメンティにはいつも助けられている。
それにしても、この冬一番の寒い日、となり、部屋では温度約20度、湿度41%だったのが、ホールの温度16−17度、湿度36%と差が激しい所に数時間前から楽器を置いたが、演奏中の調律はそこまでひどくならず、よかった。。


