Hoorn でのコンサート

ハイドン・イヤーにちなんだ演奏会を聴きに行くのは実は一つ目。

今年はハイドンの没後200年にあたり、クラシック音楽会ではハイドンをテーマにした演奏会が多い・・・と思いきやどのくらいあるのだろうか?

3月21日、Hoornでの演奏会はタイトルは ‘De Europeaan Haydn: Haydn en Frankrijk’「ヨーロッパ人ハイドン:ハイドンとフランス」でバロックアンサンブル Eik en Linde によるもの。ピアノ協奏曲のソリストは日本人のスタンリー弟子としては、第一世代の福田理子さん。

駅からの道に迷いかけ、通りの人に訪ねたら同じコンサートに行く人で、その方に出会わなかったら見つけにくかった場所。その方が「ベートーヴェンとモーツァルトに比べると、ハイドンはどうしてもねえ。。。」というようなことをおっしゃった。それと似たような事は、日本のマネージメント関係の方からも聞いた言葉だった。

ハイドンの良さが十分に認識されていない!

ルター派のこじんまりとした、音響も古楽にぴったりの感じのよい教会だった。ピアノ協奏曲二長調は理子さんはオリジナルの18世紀の楽器による、軽やかな演奏で、アンサンブルとの息もぴったり。

プログラムはフランスで活躍した作曲家の作品とハイドンを比較している。他には Ignace Joseph Pleyel, François-Joseph Gossec, Joseph Boulogne Chevalier de Saint-Georges の交響曲に、トリがハイドンの交響曲 ‘L’impériale’ 二長調。プレイエルは3楽章が一番面白かったし、ゴセックは1楽章がよいなあと思った。J.B.Chevalier de Saint-Georges (どこから名前??)では二人のヴァイオリン・ソリ、Franc Polman と Frances Thé の対話が素晴らしく、すうっと描かれるアーティキュレーションが宙に浮かんで見えるようだった。バロックヴァイオリンが奏でる古楽はやはり良いなあ。後半を二階のバルコニー席で聞いたのもあり上方に届けられた美しい音色に身体中包まれ、響きの中のお風呂にいるようで幸せだった。

なんといっても最後のハイドンの交響曲は感動。

ここに来て、「形式があるって美しい!」と思った。他のフランス人の交響曲には、ここまで引き締まった形式感がなくて、今ひとつ存在感が薄かったのだけれど、ハイドンはリピートをしてもその意味があるし、形式とか構成美みたいなのが本当に気持ちよく、曲の力強さを感じる。4楽章それぞれの個性もバランスが良くて、この楽章のあとに、こうなるんあだなあ、とひとときも飽きなかった。やはり天才なんだと思う。

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