パレルモに来たのはなんと3度目。・・・・の正直で、演奏会が実現してとても嬉しい。
演奏会は非常にうまくいき、音響がとくになんといっても、素晴らしかったので、ギターとフォルテピアノの溶け合う音色に耳を任せて楽しむ事ができた。そして良い新聞批評をいただいて、とても嬉しかった。
パレルモ市は、何度来ても車の多さに少しへきえきする。オランダで1、2ヶ月前くらいに、パレルモの道路のゴミ収集の仕事に従事する人たちのストライキのため、ゴミが2週間近く収集されず、街の中がゴミの山である、というニュースを見ていたので、え、今もストライキ中?と一瞬思ったくらい、あちこちのゴミ袋の山が目につくのが、とっても残念なところであると思う。
大通りのショッピングストリートの近くにホテルがあり、オランダよりもずっとファッショナブルな靴やバッグや洋服や、様々なお店のウインドウショッピングをして楽しんだ。オランダもここ数年、オランダ人女性の服装が昔よりずっとフェミニンな傾向のスタイルになってきたと思うけれど、イタリアのエレガントで洗練された、線の柔らかなデザインが多いのを見ると、オランダにこういうの、ないよなあ、、と何度もため息であった。
出産後はじめて、4日間、子供から離れて滞在。
それはとてもヘンで不自然な感覚であった。到着した次の日から、子供に会いたくて抱っこしたくて、しかたがなかった。でも子供を連れて来ていたら、やはり演奏会に集中しきれなかったかもしれない。4日間のうち、3日間たまたま託児所がある日であったが、彼がしっかり子供の世話をしてくれた。
おかげさまで演奏会はうまくいった。