オランダは駆け足で冬に向かっている。
もっと街路樹が黄金色の葉で一杯だった10月半ばの話になるが。。。プレゼントにこんなジャムをいただいた。
‘Kweeperen’ とは何だ?
この果物のジャム(ゼリー)だよ、お庭で取れたという果物を一緒にくれた。
見た事ない。。。カリンかな?とも思ったが、辞書で Kweepeer を見ると、「マルメロ」とある。
マルメロって、日本では見た事もなかった。聞いた事はあるような気もするが。。。
この果物から、部屋中に甘い香りが強く漂う。ジャムは少し甘酸っぱい。
くれた方が、子供の頃、庭にマルメロの木があって、これを見ると母が秋になるとジャムを作ってくれたことを思い出す、と話していた。
私にとっては、秋といえば、田舎の庭になっている柿。
オランダでも美味しい柿が食べられる。
オランダでは柿は外国の果物で、シャロンフルーツ、またはカキ・フルーツとも言われる。
この果物になじみがなく、買わない人も多いようだ。この甘くて美味しい味を知らないなんて、もったいない。
この時期になると、オレンジの大きなカボチャもたくさん出回る。毎年恒例のパンプキン・スープを作っている。
旬の果物や野菜を食べるのは、幸せ。。。
サンマがないのが、ちょっと寂しい。