3月の半ば頃、ベランダの鳩の巣の中に、新しい卵を二つ発見。
今年の冬には、寒くてベランダにしばらく出ないうちに、一羽の雛がかえっていた。
そのときは巣があったことすら知らず、発見した時点でずいぶん大きくなっていて、「あー、いつのまにか巣を作られ、赤ちゃんまでいる!」と思いきや、そのうちに巣立っていった。
最初は鳩がうちで産まれるなんて、ちょっとラッキーなシンボルかな?なんて思ったが、主人いわく「それは白鳩のことだろうー」このグレーの鳩はただ汚していくだけで、しょうがない、、、なんて迷惑がっていた。
新しい卵を発見したときに、処分しようと思って、つかんだ。
そうしたら、温かかった!
まだ生きているんだ、、、捨てられなかった。
その雛も無事に孵った!
我が家では「ポッポの赤ちゃん」を毎日のように眺めて、楽しんでいる。
子供も朝起きて、「ポッポの赤ちゃん、見る〜」と日課になり、一緒にベランダに行く。
「大きくなったね〜」
「大きくナッタネ〜」
「お母さんハトがいるね」
「おかーたんハトがいるねっ」
「さ、もう寒いからドア閉めよう」
「さ、もうさみーからドアしめよ」
なんでも言葉を真似するもうすぐ2歳の息子だが、自分から「ポッポの赤ちゃん見よー?」と問いかけてくるか、あるいは「ポッポの赤ちゃん見るよー」というと、いさんで走ってくる。
おかしなもので、毎日くるこのポッポのメスとオスの両親が顔なじみになってくる。
そうすると無数にいる公園のハトの群れのそれぞれの顔が違って、うちに来るハトが混ざっていたら顔を認識できそうな気がする。
最初は親鳩がかわりばんこに赤ちゃん2羽の上に座って、温めていたが、最近は母鳩がエサを持ってきて、声を出して赤ちゃんは「ピーピー」と鳴くようになった。
ここ数日は、半分立ち上がっていたりするので、巣立ちの日が近いかもしれない。
そうしたら親ハトの役目はおしまいだね!