昨日発売の『レコード芸術』2014年1月号に、私たちのCD『ラ・コルデ・ヴィブランテ』の批評が掲載されました。
掲載、感謝いたします。
たくさんの方にこのCDを聴いていただけましたら嬉しいです。
CDの入手方法はホームページまで。
昨日発売の『レコード芸術』2014年1月号に、私たちのCD『ラ・コルデ・ヴィブランテ』の批評が掲載されました。
掲載、感謝いたします。
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オランダの学校(basic school) の1年生は、日本の幼稚園にあたるのだが、ヨーロッパらしく今日19日はクリスマスディナーという行事。
学校は昼で終わり、夕方5時すぎにまたクラスに集まって子供達と先生だけのディナーパーティー。お料理は保護者が手分けして作り、教室の準備、後片付けも保護者が手伝う。
子供も前の日から「明日はクリスマスディナー。一度家に帰って着替えてからまた行くの」
「着替えて」?!
そ、そんな素敵なディナー用のお洋服は用意していません。。。
よくこちらで大人が夜の演奏会や観劇に行く前に、家に戻って「リフレッシュしてくる」という方がいる。身だしなみを夜会用に整えて、出かけ直すのだ。
保育所でも、「パーティ」は度々あった。
クラスの子のお誕生会はもちろん、学校へ行ってしまう子のお別れパーティはとても盛大にやっていた。その度に、テーブルクロス、紙ナプキン、自分の取り皿にナイフとフォーク、造花や子供用の電気キャンドルで飾り、照明も暗くする。皆で大きな長いテーブルに向かい合って座り、大人のパーティ顔負け。
学校のクリスマスディナーに、私は後片付けで参加。
イタリア人のパパが作った美味しそうな大きなピザが余っている!
あちこちにネクタイをした小学生、シルクハットをかぶったり、仮装したり。女の子はショートドレスにタイツが多い!
保護者は校庭で立ってワインを片手に大人のパーティをしている!
1年から4年までのディナーを終えたばかりの子供達と大人達で校庭は大混雑。
この土曜日から冬休みなので、クリスマス飾りはすべて取り去った。
この日はアムステルダムのあちこちの小学校でクリスマスディナーを同じようにやっていたらしい。そして次の日は1時間遅く学校が始まる。
1時間遅く始まることで昨日の余韻を親子共々楽しめるところが、良いと思う。
要するに最後の2、3日は冬休みモードでリラックスしている。まだ小さいから勉強もなくていいけれど、高学年でもおそらくこうなのだ。
オランダ人は親も先生も、パーティ好きで、皆慣れている。
シチリア出身のギタリスト、ダリオ・マカルーソ氏と共に3回の日本でのコンサートを行いました。浜松市の楽器博物館(10月26日)、牛久市エスカードホール(11月2日)、石岡市ギター文化館(11月3日)。
今回は私たちのCDのプレゼンテーションも兼ねて、苦労の末産み出したCDを携えての旅。たくさんの嬉しいコメントをいただいて、大成功のうちに終了となりました。
このコンサートに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
それからこのコンサートの準備のために快くお手伝いをしてくださった、友人、知人には本当に感謝しています。
浜松ではオリジナルの1805年頃のトーマス・ラウド(クレメンティの名前が一緒にネームボードに)のイギリス製スクエアピアノ。
味わいのある軽やかな音色に、芯のある柔らかい音色のダリオのギターととてもよく融合しました。
この花模様はクレメンティ社のピアノによく見られますね。共同に制作した楽器のようです。
ある方からこんな感想をいただきました。ここに筆者の許可を得て掲載します。
『一昨日はとても素敵なコンサートを開いてくださり有難うございました。
フォルテピアノの色や形がとてもエスカードに似合っていて、扉をあけたら別のホールかと思いました。
それに、19世紀のピアノの音は、私が想像していたものより、ずっと響きに重みがあり、ものすごい存在感でした。
心配していた響きも、前のブロックのすぐ後ろ、つまり通路をはさんで一列目やや右寄りで聴いたのが功を奏しました。
フォルテピアノはまるでサラブレッドの毛並みのようでした。
静かな光に包まれて、たてがみをふさふささせながらゆっくりスローモーションで走っている。それも夢の中で。
そういう音です。
特に、ベートーヴェンの作品は、テーマが魔笛だったので、夢の中でモーツァルトが弾いているピアノを聴いているような気分でした。時には、ハープのようにも聞こえるその音色はギターとちょうどよいバランスを保ちながら、華やかに展開してゆきました。
テーマがよいと、こんな風にアレンジできるんだな、と感心しながら聴いていた部分があり、CDでも毎日気に入ってきいてます。
その他の曲も、モダンの楽器でやるより、即興的な部分が多いせいか、すごく自由に解き放たれた響きがあります。
ギターがメロディになると、甘くて哀しい恋愛映画をみているようです。
こんな素晴らしいデュオですから、いろいろ大変なことも多いとは思いますが、ぜひとも10年、15年と続けていってくださいね。
かおるさんのレクチャーがとても私は好きです。簡潔でいて、はじめての人にも興味をい抱かせるような話法です。いつか、ギターやフォルテピアノの楽器を部分的に写しながら、古楽器の世界へようこそ、という内容の短い映像を作ってくれると嬉しいです。ぜひ生徒たちにもみせてみたいです。』
Mさん、ファンタジー一杯の感想ありがとうございました!
牛久エスカードホールでは、地元での広告などを見て来てくださった方もおり100名を超える盛況となりました。古楽器には音響も良く、サイズも中ぐらいで利便性もありとてもよかったです。ショッピングセンターの最上階にこんなスペースがあると、普段着でふらっと音楽を楽しめるようになりそうです。今日は何かやってるかなあ、とお買い物帰りにちらっとのぞいてみるのもいいかもしれません。
ギター文化館は、さすがギター専用のホールとあり、素晴らしい音響スペースでした!!!木村館長も、フォルテピアノはここの音響に抜群でした、とのことでした。お客様が少なめだったのがとても残念でしたが、木目で天井の高い、チャペルのような素敵なスペース。フォルテピアノの音色の豊かさがよく聴き取れるホールだったのではないでしょうか。味わいあるパノルモギターの音色、ダリオのクリアーな音作りがフォルテピアノと対等にやりとりして、贅沢感、幸せ感の中で演奏することができました。
なおCDは次の場所で購入可能です。
東京古典楽器センター tel: 03 3952 5515
http://www.guitarra.co.jp
ギター文化館 tel: 0299 46 2457
http://guitar-bunkakan.com
定価2300円(税込み)(送料込み2500円にて上記より郵送可能)
私のホームページからもお申し込みできます。
ご希望の方はメールでお知らせください♪
kaoruiwamura.info@gmail.com
コンサートの前日に茨城ラジオ放送に生出演しました。
コンサートについての紹介やどのようにフォルテピアノと出会ったかなどをお話しして、CDから数曲かけてくれました。
ハウプ・エマー氏作曲の新曲はたくさんの方より、「よかった」「この方は日本をよく知っている」「面白かった」というご意見をいただきました。
またいつかダリオ氏と日本での公演の機会がありますように。