オランダの学校(basic school) の1年生は、日本の幼稚園にあたるのだが、ヨーロッパらしく今日19日はクリスマスディナーという行事。
学校は昼で終わり、夕方5時すぎにまたクラスに集まって子供達と先生だけのディナーパーティー。お料理は保護者が手分けして作り、教室の準備、後片付けも保護者が手伝う。
子供も前の日から「明日はクリスマスディナー。一度家に帰って着替えてからまた行くの」
「着替えて」?!
そ、そんな素敵なディナー用のお洋服は用意していません。。。
よくこちらで大人が夜の演奏会や観劇に行く前に、家に戻って「リフレッシュしてくる」という方がいる。身だしなみを夜会用に整えて、出かけ直すのだ。
保育所でも、「パーティ」は度々あった。
クラスの子のお誕生会はもちろん、学校へ行ってしまう子のお別れパーティはとても盛大にやっていた。その度に、テーブルクロス、紙ナプキン、自分の取り皿にナイフとフォーク、造花や子供用の電気キャンドルで飾り、照明も暗くする。皆で大きな長いテーブルに向かい合って座り、大人のパーティ顔負け。
学校のクリスマスディナーに、私は後片付けで参加。
イタリア人のパパが作った美味しそうな大きなピザが余っている!
あちこちにネクタイをした小学生、シルクハットをかぶったり、仮装したり。女の子はショートドレスにタイツが多い!
保護者は校庭で立ってワインを片手に大人のパーティをしている!
1年から4年までのディナーを終えたばかりの子供達と大人達で校庭は大混雑。
この土曜日から冬休みなので、クリスマス飾りはすべて取り去った。
この日はアムステルダムのあちこちの小学校でクリスマスディナーを同じようにやっていたらしい。そして次の日は1時間遅く学校が始まる。
1時間遅く始まることで昨日の余韻を親子共々楽しめるところが、良いと思う。
要するに最後の2、3日は冬休みモードでリラックスしている。まだ小さいから勉強もなくていいけれど、高学年でもおそらくこうなのだ。
オランダ人は親も先生も、パーティ好きで、皆慣れている。