新しいスタジオ

本当にブログ書くのが久しぶりになってしまった。

日本から「ブログ楽しみにしていますよ」と何度か言われたことがあり、あああ、なんと怠け者の自分、と反省するのだが、なかなか書けなくて申し訳ない。。。

4月から自分が学生時代、ハーグからアムステルダムに引っ越しをした時点より長年使っていた部屋を出て、新しいスタジオに移ることになった。1999年10月頃から15年は居た場所で、その間に学生を卒業し、フリーランスのヴィザを申請してこちらで仕事を始めたり、今の旦那と出会ったり、子どもが生まれたりといろいろなことがあった。子どもが生まれてからの数年間は旦那の家に家族と住み、スタジオとして使用していた。

新しいスタジオはゼーマンスハウスといって、前よりももっと良い環境で満足している。

この建物は昔は船乗りの学校であったところで大きな学校のような建物の中の元教室を今はオフィスや音楽家のスタジオとして貸し出している。、

建物入ってすぐにある、ステンドグラスに引っ越しが決まったころわくわくした。

ステンドグラス

HSM と赤で見えるのは- Hollandsche Stoomboot Maatschappij (オランダ蒸気船会社)の略。

JCJLと上にあるのは、その上にもっと小さく書いてあるが、Java – China – Japan Lineの略。

日本にも行った船をこの会社が作っていたようだ。

そのための船乗りをここで養成していたのだろう。

建物の中にはゆかりある写真がかかっていてノスタルジックな雰囲気に溢れている。

住んでいるところはアムステルダムの西、西教会からそう遠くなく、ゼーマンスハウスは思いっきり東で、東教会のちかくである。まさに毎日のように東奔西走する。。。セントラルステーションの駅前通りを、思いっきりダッチな子ども二人乗せられる自転車で西から東へ、そして東から西へ帰る。

東へ向かう途中、スタジオ近くにこんな看板も見つけた。

west afrika lijn

これは西ーアフリカ方面行きの船の関係ある部門の建物だったのだろうか。

「船の博物館」も近くにあり、オランダの世界に開いた海の入り口にいるような場所である。

日本に昔からゆかりがあった場所かと思うと自分にとってもノスタルジックで、そしてこの二つの国のつながりに嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいとなる。

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